たまには東京上空でランチを楽しもう

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(中央公園もだいぶキレイになった)

都内某所(といっても風景でわかってしまうが)で昼食に招待してもらった。
坂本さんと打ち合わせではじめて会ったのもこの場所であった。
我々3人とも学生あがりで結構緊張していたのを覚えている。
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それはさておきランチタイムのラウンジは外国人がちらほらいるだけで非常に快適。
ひとりでぶらっときて紅茶を飲んで帰ってもいい。
広々とした東京上空の風景と高い天井はなかなかの癒し効果がある。
効率を考えるなら、こういうオフィスで仕事した方が合理的である。

打ち合わせにしてもブレストにしても環境はかなり大事である。
といっても旅行したり温泉にいけばアイデアがでやすいというわけではなく、日常のオフィス環境をクリエイティブがドライブしやすくカスタマイズしていくことで仕事の楽しさやチームのノリは別次元のものになる。

快適さとも微妙に違うんだがドライブ感が出やすい雰囲気というのはある。
例えば個人の空間。
これはかなり大事だと考えている。
業種にもよるが僕の場合は机が隣あった状態で集中状態をつくるのは効率的ではない。
それほどひろくなくてもいいが集中状態に入れる空間的な設計がなされていると異様にはかどる。

一方でカフェやファミレスなど机自体は大きくないけれどやけに集中できたりする。
これは心理的なパーティション効果によるものである。

日本の西欧での壁の意味論みたいな論文を書いたことがあって。西洋の場合は壁を厚くすることで個の空間を独立させる。でも、日本の場合は障子みたいに壁じたいはあるのかないのかわからないくらい薄い。なのに個人の場所なゆとりが提供されるのはそれぞれに心理的なパーティションを厚くするからである。

というわけで僕が提唱したいのはそれらの半々をとって、ある程度の閉じつつも半ばオープンな空間による物理&心理的なパーティションによる仕事環境の整備である。海外はキュービクルが一般化しているので実にうらやましいが最近は提唱者のハーマンミラーがガンガンに責められたりして、完全キュービクルからオープンなキュービクルに転換している。これらは「半分オープン半分クローズなオフィス環境」の実際だったりする。

Ethospace」「Resolve」(ハーマンミラー)

国内の事例だとオカムラなんかが提案している

Cruise&Atlas」(オカムラ)

なんかが「半分オープン半分クローズな環境」である。

ほんのちょっとの投資でパフォーマンスは劇的に変わるのだから僕が組織をつくるときはいの一番に集中しつつもオープンな状態を実現するオフィス環境の構築に最大の努力を傾ける。知財を扱う職業の場合、知的インフラとオフィス環境の整備が一番効率的かつ効果的なパフォーマンス改善策なのである。

後の為に箇条書きにしておこう。

・オフィス環境の整備(オープンなキュービクル)
・知的インフラ(最低日経3紙+情報紙/月30冊程度)
・潤沢な水分補給環境
・豊富な勉強会参加機会

最低の最低でもこれらはスタートアップ時に用意しておきたいものである。

追伸:ちなみに米国の事例だと最先端のオフィス環境は「テレコミュニケート型」とのことである。要するに在宅勤務なのだがこれだと企業はオフィスの面積を削減できて、移動コストも最小限に抑えられる。この場合の最大の問題点は「モチベーションの維持」でここさえクリアできればオフィスは知的刺激などやる気をインプットしにいく場所というとらえ方もでき働き方にも大きな変化が起きるのだろうな。けど、と僕は思う。どの業界でもいいから先端でトップを走ってる人たちはほとんど移動しっぱなしで実質的にテレコミュニケート型オフィス環境になっており、この世界全体が総体としてのオプティマイズに向かっていると仮定するなら(横尾先生曰く「それが宇宙の摂理」とのことであるが)、勤務という概念は30年後くらいには無くなっててもおかしないんじゃないだろうか。現在、人が行っている単純作業な部分は置き換え可能であるというのが僕の考えである。エンターテイメントとかアミューズメント、サービスなどは別だけど。

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