岡崎嘉平太

帰宅して食事の合間にNHKスペシャルを観た。
岡崎嘉平太氏」についての番組であった。

岡崎嘉平太氏は日中国交回復の立役者である。
素晴らしい人物だったのだろう。
番組を観ていたら感極まって涙してしまった。
会いたかった。
うまくいえないが心が開く、通じる、というような事象、状態に心の奥底の本質的な部分で反応せずにはいられないのである。自分の本性が蘇る感覚といったらいいだろうか。そこに本来の自分を見つけ、感極まってしまう。郷愁ではないが本来あるべきものと出会う感覚に近い。
それが涙の理由である。

前にベドウィンの王子の話を聞いた時も同じであった。王子は異国の摩天楼から月に一度、砂漠に戻り、砂漠の民達と火をともし夜を明かす。

彼らの政治的な背景にはほとんど興味がない。
自分が反応するのは行為の意味とは無関係に「ヒロイズム」の持つエネルギーに惹きつけられる。

「人物」という言葉があるが彼らと他の人とで能力的に大幅に異なる部分はない。
「人物」を人物たらしめているのはヒロイズムの魅力と同じように、ロジックの向こう側にある本質的な何かなのだろう。ロジックの向こう側からくる情報に人はあらがえないのではないだろうか。(それは善悪や意味とは無関係に存在している)

人の世界の本質的な原則の一部としてそうした性質があるのではないかと思う。

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コメント

  1. 宮島将郎 より:

    岡崎嘉平太とは懐かしい名前が出ましたね。
    わたしの父は昭和初年、岡山県から帝国大学へ進学するために上京し、現在もある岡山県人寮「精義塾」に下宿しました。
    父はその精義塾で、同じ岡山県人で、年長の岡崎氏と知り合い、長い間の交流を続けました。
    わたしは北京に外国人向けのマンションを建設するプロジェクトに際し、日中友好のシンボルである岡崎氏と面談したことがあります。
    温厚な中にも、情熱的な心を感じさせるかたでした。

  2. TKM より:

    人のつながりは面白いですねー。
    ハートで生きたいですね。