「仕事と時間帯とパフォーマンス」 11時〜17時というノーマルな仕事タイム設定は意味無し

普通の会社の就業時間はだいたい午前11時から午後17時に設定されているかと思う。
業務の対象となる顧客や取引相手の多くがその時間帯に活動しているならばこれは合理的な活動時間の設定である。

しかし僕らの仕事の場合、この時間設定はあまり意味がない。
むしろ「百害あって一利無し」なケースが多い。
講演や授業、セミナー、コンサルティング業務以外では対面で何かをサービスするわけではない。
チームを組むことも多いがチームで集まって活動する時間はプロジェクト全体の1割程度だろう。
我々の場合、メインの業務のほとんどは「思考」である。
企画をつくる、プランを練る、これらは全て思考の産物である。
よっていかに思考を集中させるか、どうやって単位時間あたりの思考密度とパフォーマンスをあげるかがポイントになってくる。

例えば僕の場合、脳が効率的に動く時間帯は

  • 午前6時〜10時(4H)
  • 午後7時〜12時(5H)
  • 午前0時〜午前2時(2H)

の3ブロック、計11時間である。
通常の企業が採用している午前11時から午後5時という業務時間の設定は僕のパフォーマンスが向上する時間帯から外れてしまっている。

また10年前ならば回線とマシンの問題があったのでオフィスへの出勤にも合理性があったがいまは通常のオフィスと比較すれば自宅の方が回線も早く、デスクやチェアーなどの作業環境も良い。これもよく話すんだけれど僕らの仕事で特に重要なのは邪魔されない「個人の空間」である。

音響やノイズフリーでスイッチオンで集中をつくりだしてしまう環境、これが整っている仕事環境は日本のオフィスには少ないのではないだろうか。

ちょっと前に欧米の企業が採用していたキュービクルシステムがいいといってるわけではなく、個人の空間が確保され、思いっきり仕事に集中でき、なおかつインスパイヤされる情報のインプットが適宜行われる環境。こうした環境によって個人の派フォーマンズはとんでもなく向上していく。これを日本全体で実行した場合、どうなるのか末恐ろしい。

あらゆる人がクリエイティブに(モノをつくるという意味ではなく何らかのイノベーションを日々志向するという意味で)生活している組織なり場はそれ自体がある種のエンターテイメントだと思うのである。

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