Youtube動画で解説「血と暴力の国(No Country for old men)/コーマック・マッカーシー」について


No country for old men part1

No country for old men part2

取り上げた作品は「“血と暴力の国 (扶桑社ミステリー マ 27-1)” (コーマック・マッカーシー)」。

昨日のエントリーを動画で解説したものをYoutubeにアップした。
Podcastも面白いのだが日本の場合、オーディオブックがそれほど普及しておらず、汎用性に欠ける印象をうける。
そこでiMovieを使った直接収録に画像素材を加えていくというやり方で解説を試みた。
確かに視覚的な情報が付加されることで情報のモードは変わる。
しかし相当な試行錯誤を行わないと有効なコンテンツのカタチにはならない。
難しいところではあるが続けていくうちにポイントが見えてきそうな気がしている。

BGMにはWiredのCDから「WATARIDORI」を使わせていただいた。
クリエイティブコモンズでなくてもいいので動画内で利用可能な音源を探したのだがなかなかいいのが見つからなかった。
音源の二次利用に関するマネジメントはCGMを普及させる上で重要だがいまだに管理はできていない。
実はこの問題についてこの二年間我々のワーキンググループは取り組んできた。
プロジェクトは最後の最後でぼやけてしまったのだが問題そのものの重要性は増す一方である。


“だれが「音楽」を殺すのか? (NT2X)” (津田 大介)

上記は友人の津田君の著書である。
音楽業界と著作権の問題について書かれた良書なので未読の方は一読をオススメする。
また、近年のデジタルコンテンツの考え方について書かれた作品として下記がある。


“デジタル音楽の行方” (David Kusek, Gerd Leonhard)

上記はバークレー音楽院の講義をまとめたものである。更に、上記の続編が


“The Future Of The Music Business: A Guide For Artists And Entrepreneurs” (Steve Gordon)

この著作である。
翻訳はまだ出ていないがP2Pの技術を使った増殖配信の可能性や事例についても言及されている。
増殖配信に関しては全世界的にほぼ失敗に終わっている。
仕組みとしてはバラ色の未来を感じさせるのだが現実面では閉じたフォーマットでの流通を強いられるため市場に受け入れられなかった。

※映画の邦題は「ノーカントリー」。

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