渋滞の秘密は台数にあった


(ネタ元・越えられない壁( ゚д゚)

上記は名古屋大学情報科学研究科の杉山雄規教授や大阪大学サイバーメディアセンターの菊池誠教授らの研究チームによって行われた渋滞に関する実験の動画である。実験では1周約230メートルの円を乗用車が時速30キロで走行するというもの。
走行する車の台数が一定数を超えるまでは渋滞現象は生じないのだが、一定数以上の台数(この実験では22台以上)が路上を走行するようになるとわずかの速度変化が反復増幅され渋滞を引き起こしている様子が確認できる。

こうした説明をテキストで読んでも全く現実感がない。
しかし上記の動画のように映像で表現されると一目で納得である。

現実社会でも路上走行の可能な台数に制限をもうければ渋滞はある程度、緩和される、のだろう。
しかし、そうした施策を行った場合、トヨタのカンバンシステムの弊害(倉庫を持たないかわりに道路に納品の車が並んで走行を妨げてしまっているケースがあるようだ)や吉野家で注文を券売機にしたら昼時に販売機が混んでしまい対応できなくなったという、事例のように該当路面に入る部分でスタックしてしまう可能性がある。
Sky-Transport-Vehicles-1 M

上記は「SkyTran」という近未来を想定した移動システムである。
こうしたデザインはかなり魅力的なのだがこのシステムが都市交通に導入される可能性は低いと思われる。
利便性と自由度はトレードオフの関係にあり、SkyTranの場合は現行の車による走行にくらべ自由度はかなり低い。

僕の個人的な希望だが車がよりインテリジェントになりロボットに近づいていくことで渋滞の問題はあるていど緩和されると思う。
そもそもその頃には「働く」という概念が「出社する」という行為と分離されていくはずだ。
テクノロジーの進歩によって就労環境が特定の場所に規定されるメリットは限りなく少なくなっていく。
(少なくとも僕はそういう就労環境を提案したい)
あらゆる業種で「体験」を提供できるかどうかが問われるようになり、個人の能力とは処理能力や知識量ではなくコンテンツとしてのパフォーマンスへと変化する。

個人の価値はよりソフトに寄っていき、サラリーマン金太郎のような人は会社という場から姿を消し、個人としてソフト価値を世界に提供するようになる。

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