東京ゲームショー参戦の雑感と国内外メディアの温度差

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neurowear “necomimi”@東京ゲームショー、怒涛の四日間が終わった。
ショーの前日に肩を骨折し、怪我を押しての参戦だったが得るものは大きかった。

最大の収穫は数百人のユーザーに”necomimi”を試遊してもらったことである。
実は”necomimi”の商品化にあたってある重大な課題をずっと議論していたのだが解決がみえた。

これは非常に大きな前進であった。

同時に「踊る大捜査線」にでてくる有名なセリフ「事件は会議室で起きてるんじゃない」が脳裏をよぎった。
組織体が大きくなれば合議制が必須とされるためある程度の解がみえていても選択できないというジレンマが生じる。
企業が大きくなるにつれリスク回避への同調圧力は大きいのだなあ、とあらためて思った。

我々は少人数のチームなのでかろうじてノリでここまでこれた。
これはかなりの幸運であったように思う。

もうひとつ今回のゲームショー参戦で感じたのは内外の放送メディアの温度差である。
総評になるが国内の放送メディアは「消費的」であるように思った。
そこでは消費用の「ネタ」収集が主目的であり、背景にある変化の兆しや思索による情報価値の創出と伝達は意図的に放棄されているように感じた。
現状のメディア産業の構造において放送メディアがこうした志向にあるのは合理的である。
しかし、あるべき情報のカタチはすでに別の方向に向かっているように思う。
情報メディアの拡散はそのあらわれであろう。

一方、海外メディアによる取材は映像は雑に見えるかもしれないが内容は国内のそれとは全く異なる。
彼らの「視点で伝える」ことが主目的となっており、少なからず彼らなりの「情報の生成」をおこなっているように見えた。
更にレポーターのほとんどが自身の興味によってここに来ていると明言していた。
今後のことを是非教えてくれ、という人がほとんどで「知りたい」という気持ちがこちらにも伝わってくる。

この違いは想像以上に大きい。
ようは誰を向いて情報を発信しているかが全く違うのである。

忘れないようにポイントを下記の二点にまとめておきたい。

・組織における合議制のジレンマをソーシャルハッキングによってイノベーションに向けること。
・対峙するメディアの特性を見極め時点での目的に応じて情報発信をコントロールしていくこと。

これらは自分にとって自戒すべき点だがコトの本質は「非制御による制御」である。
認識として上記の視点を持ちながらも「ノリ」でやっていくほかない。

最後に。
ファミ通Appsさんには本当に素敵な記事を書いてもらって嬉しい限りである。
発信者の視点が見える記事にこそ価値があると自分は考えており、情報は素の情報と情報価値(ここには利便性も含まれる)を付加された情報にわけられていくのだろう。

■今年も開催“I Love iPhone” サプライズ発表連発のなかでひときわ輝いたのは“ネコミミ”!?
http://www.famitsu.com/news/201109/16050466.html

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