熱帯夜と未来の車
目覚めると寝汗をかいていた。
ここ数日はさながら熱帯夜である。
数年前に読んだクライトンの作品では「地球温暖化はデマだ」という論点でかかれていたように思う。
読んだ時は「へー、数値のマジックってあるんだな」くらいに思っていた。
それから数年を経て、「地球温暖化」がサミットのテーマになり、カーボンエコノミーが注目を浴びるなど「温暖化」という言葉から想起されるイメージが急速に変化している。
話は変わるが2050年、トヨタ自動車は自動車をつくっているだろうか?
先日、i-unitに試乗した時に本気でそれを考えた。
写真はi-footというトヨタの試作ロボットである。(補足:CNETの動画)
コナンに出てくるロボノイドを思わせる。
コンピュータも同様、いまのようにキーボードがついた筐体がいつまで主流であり続けるのだろう?
ウェブサイトもそうだ。
ブラウザでカチャカチャクリックして、表示されている文字を読む、というスタイルはモザイクの誕生以来変わらない。
しかし、これにも大きな転換があるように思う。
i-footやi-unitの話に戻ると、例えば
「ガソリン無しの車」
「車輪なしの車」
「道路なしの車」
「ハンドルなしの車」
といったコンセプトを体現したモデルがこの10年くらいで現実化するのではないかと思うのである。
ブラウザやコンピュータにしても
「画面のないコンピュータ」
「入力が必要のないコンピュータ」
「文字のないブラウザ」
「情報を探さなくていいブラウザ」
があってもおかしくない。
というわけで熱帯夜をきっかけに
「熱帯夜→温暖化→トヨタのロボット→画面のないコンピュータ」
という感じでボーっと記事などを眺めながら、全く関係のない事柄について考えるきっかけをつくるのが僕の仕事です。
追伸:今日は午後から
上記「雨刀」の勝本君のところにアソビにいってきます。一緒にいかれる方がいればご連絡ください。
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