【ムカつかずに生きるコツ】ムカつく情報には触れるな

情報に対して無防備でいると流れ弾のように飛んできた情報によってそれまで眠っていた感情が呼び起こされ「ムカっとくる」ということがよくある。

油断するといつのまにか楽しいことを忘れ「ムカつき」を燃料に感情を燃やしていたりする。

困ったものだが現実世界にはこうした「情報の流れ弾」がビュンビュン飛び交っている。

更にマズいことに、一度、ムカっとした感情が呼び起こされると脳はその感情を加速させる為、他の燃料(情報)を探そうとする。

そして、本来であれば接触機会を避けるべきなのにムカつきを誘発させるであろう情報との接点を増やしてしまう。

しかしこうした情報とのつきあい方は間違いである。

「近づけばムカつくことがわかっている情報との接触機会は極限まで減らす」

これがムカつかずに生きるコツである。

感情をドライブさせて仕事や活動のエネルギーに転換さ達成させるという方法論もあるにはある。
しかし、感情の起伏を物事を達成するエネルギーに変換していくやり方は反動も大きく、使った分の感情エネルギーを何らかの形で補填してやらないと一度流れが逆に向いてしまったときに修正がかなり難しい。

熱気や勢い、迫力は何かを成すために重要な要素だがそれ以上にまっさらの状態での静かなモチベーションの有無が大切だ。

というわけであたりまえの話ではあるが【ムカつかずに生きるコツ】は

 「ムカつく情報には近寄らない」

ことである。
心のどこかで妬みや未練があると触れるとムカつくのがわかっていても「ムカつく情報」をどこからか引っ張り出してきて燻っている火だねに再点火しようとする。

感情の起伏をつくり出してそれを肴に脳内ドラマを楽しむのはそれなりに楽しい。

しかし、断言するがムカつき情報を原資としたこの種の脳内ドラマに時間を費やすのは全くの無駄である。

なので、ムカつく情報をネタに脳内ムカつき天国に遊ぶのはとっとと止めて、リアルワールドでの脳ドライブ体験をガシガシ企画実行していくことをオススメする。

例えば、ムカつく相手のことを考えているよりも早朝に伊勢神宮の境内を歩くがよほど脳に効く。

というわけで今朝は「ムカつく情報には触れるな」という話でした。

意識してムカつく情報に触れない生活を続けているとそのうち「あれ、なんでオレこんなことにムカついてたんだろ」と思うようになっていくわけです。

伊勢神宮の話はまた次回にでも。