脳ドライブの夜
今日は感慨深い瞬間を得たので久しぶりにエントリーを書く気になった。
iPhoneマガジンのロケの後にオフィスに戻りある作業にとりかかった。
昼に行なっていた作業の続きなのだが作業用のシステムにバグがあり再作業を余儀なくされた。
何のためにどんな作業をしていたかはおいおいこのブログでも伝えていきたいが、今回、我々、neurowearが取り組んでいるのは「音楽」である。
実に7年ぶりに音楽関連サービスを進めている。
前回は津田くんや石川さんとの挑戦であった。
今回は全く別の属性を持つ多様なメンバーでオンライン音楽サービスの大きな課題に取り組んでいる。
発表は3月のSXSWを予定している。
興味のある方は連絡いただければプレビューへとご招待したい。
そうそう、久しぶりにエントリーを書きたくなった理由だがさきほど数時間ある作業をおこなっている時のことだ。
脳に回路が定着するような懐かしい感覚があった。
この感覚は久しぶりである。
脳がドライブする感覚といったらいいだろうか。
“necomimi”をやっていた時とは異なる感覚である。
“necomimi”における最も重要な瞬間については講演などで幾度か触れている。
あれは新しい何かに接した時の「ヘウレーカ」な感覚であった。
さきほど感じたのはそれとは異なる。
意識の拡張感のようなものであったように思う。
この感覚を記録しておかなければ、と直感した。
だから久しぶりにエントリーを書いた。
言葉としてここに固定しておかなければ意識をすり抜け、消えてしまうであろう気配のような存在。
それを感じたのである。
聴くという行為が情報との対話へとつながる可能性といったらいいだろうか。
身体の拡張ではなく、感覚が開けていく、しかも無限に、を感じた夜であった。