Skypeですら古い
IPフォンで革命を起こしたと思っていたSkypeすら、実は高校生にとっては革命でも何でもなくて
(これはちょっと説明が必要でしょう。米国のケータイは無料通話が500分ぐらいあるので、
すでに電話というものは事実上定額で使い放題であり、
いまさら固定電話が無料になったぐらいのことで彼らにとっては何のインパクトもない、ということ)
この記事、実感である。
僕はSkypeを使った衝撃を忘れていないけれど実は最近全然Skypeを使わなくなった。
理由は簡単。
ウィルコムの定額制を使っているからである。
定額制が引き金となって、この数ヶ月で僕の友人の何人かもウィルコムに乗り換えている。
昨年はあれほど
「Skypeスゲー!」
と大騒ぎしていたのだけれど「ケータイが無料化」
されてしまうとそのインパクトも薄れてしまった感がある。動画Skypeに関しては相手側のPCにカメラがないケースが多いのと、
パフォーマンスが思ったほどでないこと、一般生活では利用シーンが見つけづらいという点がネックになってほとんど利用していない。
モバイル環境でこそビデオ機能が活きてくると思うが、あと2年くらいかかるのではないだろうか。
さて、話を上記、江島氏のエントリーに戻すと、高校生4人を集めておこなわれた「webのある生活」
というセッションの雰囲気、なんとなくわかる。
というのは高校生達と話をしているとテクノロジーに対する先入観がないことに驚かされることが多いからだ。
大人に教えてもあーだこーだといってなかなか使わないのだけれど彼らに「こんなのあるぞ」と教えてあげると
「あ、そういうのできるんだー。オモシロイかも」
といってSkypeやMessengerやWinMXやその他の先端ツールを普通に生活の一部として使いはじめる。
このシームレス感はスゴイなあと感心する。
アソビ感覚ですらなく、
「あれ?!なんでそれがスゴイの?」
といった感じなのだ。
音楽の聴き方も同じでよりあるべき姿に近い方法が出てくれば迷わずそれを選択するのだろうな、と思う。ひとつだけ、思うのは
「コミュニケーション」
という要素。いろいろなモノやメディアを想定されていなかった使い方で「コミュニケーション」
の道具に変えてしまう「使い方のクリエイティブ」は注目すべきポイントだと僕は思っている。
ケータイの使い方、メール、ネット、
そのどれもが僕らとは少し違うので周りに10代の子供達がいたらちょっと訊いてみるとオモシロイと思います。
この投稿へのコメント
Hi Kagaya, are you the artist who draw those starry tales pictures?