マイクロファイナンス やっぱり中嶋さん面白いわ

以前、gumonjiを使ったイベントでお世話になったコミュニティエンジンの中嶋氏のブログは僕のお気に入りの一つである。
さっき、RSSリーダーをチェックしたら新しいエントリーが追加されていた。

「マイクロファイナンス」

という考え方についての考察であった。

SourceForgeで見かけた、将来有望な15歳の裸足のフィリピン人ハッカーに

2万円ぐらい投資して2ヶ月間の食費を安定させ、

さらにNintendoDSベースのプログラミング環境を買えるようにする。

2ヶ月後、彼は完成したプログラムを10ドルで30社に売り、

3万円を売り上げる。彼は利息を含めた25000円を返済し、5000円をふところに入れる。

こうして彼は来月も生活できる。

このようにして個人のレベルから、貧困を解消していく。

マイクロファイナンスの考えかたは、途上国だけでなく、日本のような国に

潜在的に存在している貧困に対しても、有効に機能するような気がする。

人類の残り30億人の中には、途方もない才能が眠っているはずだが、

それをうまく見つけだし、協力体制をつくる手段がない。

しかしマイクロファイナンスの実現によって、「人類の残り30億人」が、

「我々を含む方の30億人」のパーティーに加わる。

めちゃくちゃ面白いことが起こりそうな気がするのだ。

こうした発想にシビれる。

極めて面白い。

中嶋さん、素晴らしい。

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