DS雑感

「どうぶつの森」をやっての感想。

「DSみんなのMixi」が欲しい。

というのはこのデバイスとインターフェイスは半分リアルな「メディアブラウザ」が本質であり、そこに「オンライン」
が組み込まれたるとき真価を発揮しそうな感じなのである。

パッケージなゲームはそれはそれで消えないけれど一度オンラインの楽しみを知ってしまったらパッケージには戻れない。
半分リアルなライブなコンテンツ、コミュニケーションの楽しさはヤバイ。

例えばDS版のミクシーをイメージしてみる。

キーボードとマウスではなくDSのあのインターフェイスでミクシーのリソースにアクセスする。これって結構、自然だと思うのである。

ブラウザの次ぎのカタチというか、ネットワーク・メディアのブラウザはデバイスになるとうか。
音楽におけるiPodが標準のミュージックデバイスになっているみたいに、
モバイルなネットワークブラウザはこういうインターフェイスの方がいい。

ブラウザは(もちろんブラウザは残るのだが)ブラウザのカタチでなくていいというか。DSにブラウザが組み込まれるのではなくて、
HCEみたいにコンテンツの側がデータと表現の分離という方向に向かっているわけで、
DSはリソースをDSなりのカタチで遊んでしまえばいいのである。

リンクやボタンやらが実際に触れてアクションを持った半分リアルになってくると情報に触れる時のコンテクストが変わる。

テキストだってサウンドノベルが出てきて、個人やサークル単位の作品がヒットするのは必然であって、
ワープロで書いた文章を画面でどうやって読みやすくするかをちんたらやってるのは全然感覚がわかってない。

紙用のテキストをここにもってきてもそれはそれだけ。

例えばソースのテキストがあって、
それが進化していくみたいなネットに則した非パッケージな振る舞いのパッケージとかそういうのを考えなかったほうが面白い。
(これもメディアアートではよくあるパターンだけれど商用で成功した事例は電車男をのぞけばまだないわけで)

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