ヤヴァイサイト発見!!「TV SHOWS」は非常に危険なサイトである

http://peekvid.com/

このサイト、なんと700本ものTV番組を視聴できる。

問題はその全てがイリーガルである点だ。

アクセスしてみるとわかるが

・画質が良い。

・軽快である。

・充実している。

と言うこと無しな感じだ。

前から見たいと思っていた(まだ日本では視聴できない)

Battlestar Gallactica

まで視聴できてしまう。

更にこのサイト、Diggのランキングでトップ2に食い込んでいる。

先日のたけくま先生のエントリーにもあったように違法合法という議論とは無関係にオンラインにおけるコンテンツの無料化は止めることができない潮流なのだろう。

こうした流れに対して、違法コピーや違法な発信はクリエイティブを枯渇させてしまう、というような見方もある。しかし、
それも偏った見方だと僕は考える。

オンラインにおけるコンテンツの価値を考える場合は、コンテンツ単体が幾らで売買され、
それ自体でどのくらいの規模の収益を上げたかということではなく、コンテンツに対する「アテンション」
とそれがもたらす影響の総体によって経済価値を計るべきだと僕は考える。

オンライン配信やビデオオンデマンドサービスはこの「アテンション」の価値に対するとらえ方が大きく「ズレ」ており、
魅力が伝わってこない。

魅力的でダイナミックなフリーコンテンツが反乱する中で対価を支払ってでも視聴したい、
ダウンロードしたいと思う映像サービスは少ない。(ガチガチのDRMなどほとんど意味がない。
オンラインの映像配信で成功しているであろうアダルト系のコンテンツをみればわかるかと思う。詳しくは「デジタル音楽の行方」を参照のこと)

先週から「ビッグ・ピクチャー―ハリウッドを動かす金と権力の新論理
という本を読んでいるのだがこれを読む限り映画ビジネスの歴史は「クリエイティブを枯渇させるような高波」
の連続である。

しかし、映画におけるクリエイティブが枯渇しているとは感じられない。むしろ、面白い作品がどんどん増えている。

コンテンツビジネスでは収益を発生させるポイントはメディアの変化に応じて変わる。映画でいえばディズニー氏は早々にボックス・
オフィス(劇場における売り上げ)を収益のメインに据えることを止めたことで現在のディズニー王国を築くことに成功した。

映画・映像の世界ではこうした転換は頻繁に生じている。

ネットワークの世界では課金モデルというスタイルはどれだけ便利であってもそれほど魅力的なものにうつらない。
これは利用者ならば誰でも気づいていることで。もはや、ダウンロード販売やら広告モデル、
サブスクリプションモデルも感覚に合っていないのである。

まもなくダウンロードという概念は無くなり、コンテンツを買うということもなくなるんじゃないかと思う。時間の概念が入ってきて、
リアルタイムなものの価値は高まり、あらゆるアーカイブは無料化する、という流れになっていくのが自然ではないかというのが僕の考えである。

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