朝の恐怖

いやー、下記の文章、すごくよくわかる。
同じ情景をあちこちで目にする。

ITAKURASTYLE 「朝」

トリトンスクウェアが出来て以降、朝10時近辺に勝どき駅の前を通るとこんな人々でいっぱいである。晴海通りを行き来する車と人とバイクの群れも似ている。とにかく急いでいる。

大江戸線の駅なんてひどいもので階段でちょっともたつこうものなら、「チっ」とか舌打ちするやつまでいる。そんなに重大事か?と問いかけたい。(口調はゴノレゴでたずねたい)

そんなわけで自分は午前中はほとんど家で仕事をしているのだがたまに10時くらいに打ち合わせをいれられるとゲンナリする。

朝の電車は牢獄以下、拷問以外の何者でもない。
というのはとにかく電車の中の人々は一様に「暗い」。
そして常に殺気立っている。
気持ちはわかる。
誰だってあの環境で一週間も過ごせば暗くもなる。

この間なんて渋谷駅でホームを歩いていたら、女性がドアに突進しようとしてオレが邪魔だったらしく「チョットぉ(怒)」と声をあげていた。辛いのだろう。優しくしてあげたかったがさすがに無理だった。環境が環境をつくっていくのだろう。

話はかわるけど築地の市場は大陸の活気であんだけ込み合ってるのに誰も舌打ちなどしない。
きっと他にすることがたくさんあるので、そんなの気にならないんだろうな。
皆、キビキビ働いてる。
肉体的にはキツいと思うけれどストレスの方向性は全然違うのだろう。

改善案を何か提案しようと思ったのだがなかなか思いつかない。

そういえば友人のアメリカ人は「朝は6時にシュッキンするんダヨー」といっていたがそうつらそうでもなかった。ジムにいってからちゃっちゃと仕事終わらせて夜はクラブにいくんだー、とのことであった。なるほど確かに朝6時の電車はどんより感が薄い気もする。

わかった!!
ようは電車で通うから辛いのである。
電車に乗らずに行ける場所に引っ越せば万事解決、と思ったけれどそれだと需給バランスが崩れて家賃は大変なことになってしまうか。
難しい問題だ。
在宅勤務を義務化するのはどうか、とも思うが今週の「ガイアの夜明け」に出ていた郵貯保険のいけいけ営業部長みたいな人って多いんだろうか?営業部の成績表とか、妙な声だし気合いいれ大会とか、不自然で嫌いだ。

話はかわるけれど、今日、有楽町の無印良品の1階のトイレにいったらおじさんが電話をしていた。
スーツ姿の人の話をきいていると、いつも効率の悪い伝言ゲームをやっているようにみえてしかたがない。

AさんがBをやっていて、それが遅れるということをEさんにお伝えいただいた場合F事業への影響はあるかどうかをGさんに確認とれば明日には間に合うかもしれませんが結局Cはどうしましょうか。みたいなことを話していたと思う。

関係者をどーにかこーにか調整しようとしてるみたいなんだけれど、こういうのって、MLで全部に流して、決定権のある人がバシっと決めたら終わりなんではないのか?

広告とか宣伝の会議なんかにしても、クライアントがAといってまして、ついては僕はBと思うのですが、とりあえずCをつくってみて様子をみましょう、みたいな話は金輪際いらなくて、というよりも無駄で、全員で情報共有したらそれですむ話じゃないのだろうか。

一流の営業さんはセールスというよりもプロデューサーだったりするし、それを考えるとご用聞きはもういらないんじゃないかと思うんだが。

と、なんだか朝の殺気から話がだいぶずれてしまった。

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