机上の実体
子供の頃から絵が下手でどうしようもなかった。いまだに壁画のような絵しか描けない。
上手に絵を描けたらさぞかし楽しいだろうと思うのだが。
あいにくとその機能が脳の回路からすっぽり抜けている。
子供の頃から書道と楷書は最悪に下手である。
小学校の恩師には
「カガヤ、お前の字は200級だ」
との言葉をもらった。
いまじぶんなら「子供をなんだと思ってる!!」と親が踏み込んだりするんだろうけれどオレらの頃の学校は大らかというかほとんど毎日が戦争か遊びのどちらかであった。
中学の頃に7対7でタイマン合戦というのをプロデュースした同級生がいて、そいつは高校から東京にいってTVの放送作家のまねごとなんかしてたんだけれど、中学生がタイマン合戦というのはシャレになってなくて案の定、教員に見つかって全員こってりと殴られていた。
オレはアホくさかったので家で仲間とファミコンやってたんだけれど「お前が黒幕じゃないのか」と教員から脅しの連絡がきた。
幸い、仲間が3人くらいいてアリバイが成立したんでよかったけれど、あれ普通に一人で下校してたら襟首つかまれて職員室で説教2時間コースだったろうなあ。
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