海をはさんでMac world expo 2008をオンラインでこころゆくまで楽しんだ

昨夜のMacworld Expoはなかなか楽しい体験だった。

現地には友人が二人いっており、日本時間で午前2時のジョブズのキーノートスピーチ直前にTwitterでレポートを送ってくれていた。ところが開会して間もなくTwitterのサーバがダウンしてしまった。おそらく大勢の人がいっきにTwitterに書き込みをはじめたのだろう。

ヤサカさんからmac romorsのアドレスを教えてもらってテキスト中継をみることにした。
以前はAppleがリアルタイムでQTの中継をおこなっていたのだが数年前から一日遅れで映像をネット配信するようになっている。

mac romorsのテキスト中継サイトはよくできており、画面左のメイン部分にリアルタムでジョブズの発言がアップされ、右側のコーナーには会場の様子を撮影したデジタルカメラの画像がこちらもほぼリアルタイムでアップされていく。
ピクチャ 3
(上記は昨年のウェブキャストのアーカイブ)
動画によるリアルタムな情報配信と違って完全なリアルタム性はないのだがテキストと画像による中継はなかなかに面白い擬似リアル体験をつくりだしていた。

昨夜、我々は3人でAppleのイベントを視聴していたのだがTwitterが落ちていたのでリアルタイムなコメントのやりとりはMSNメッセンジャーを使うことにした。

そしてmacromorsの中継をネット越しに視聴しながら開会を待った。
ほどなくしてmacromorsの中継がはじまった。

ほぼリアルタイムでジョブズのスピーチが英文で表示される。
この時の表示スピードだが映画やTV番組に挿入されるクローズドキャプションに比べるとかなりゆっくりとしており、自分の英語力でもストレスなくついていくことができ非常に快適に読むことができた。テキストをざっと読むと今度は右側の列に写真が表示される、このバランスが意外にもいいのである。

テキストによって行われるプレゼンテーションを聴いているような感覚である。
ジョブズのプレゼンチームの構成力が大きいとは思うがこれはmacromorsの中継チームの努力の賜物であろう。

会場の様子をプレゼンさながに中継するウェブサイトを眺めながらチャットでMac談義を繰り広げる。
意外にもこれが楽しい。
オンラインでのライブの可能性とはこのような部分にあるのではないだろうか。

テキストと静止画による中継では動画が持っていた情報は切り捨てられ、現場の臨場感などは薄れているのだが削り取られた情報は我々の脳内で補完され、想像力にドライブがかかるため体験としての妙な「楽しさ」をつくりだしていた。

これが昨夜の最大の収穫であった。
おそらくハイデフな情報配信によってはオンラインでのライブ体験、リアリティの実感をつくることは難しい。

どこかを切り捨てることで別な情報エンジンを発動させ異種なリアルをつくりだす。
そうしたアプローチにこそオンラインエンターテイメントにおけるライブの可能性があるのではないかと自分は考える。

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