NHKの取材チームの取材がトム・フレンスキに取材して、更にそれをトムが録画してて、Youtubeにアップしている件
この動画みて笑ってしまった。
NHKの取材ってこんな感じなのか。
この通訳の人。
声がキンキンしてて嫌だな。
なんつーか愛想を感じない。
ちなみにトム・フレンスキってのはこの人だ。
http://www.siliconvalleywatcher.com/aboutSVW.php
元はFinancial Timesの記者でいまはSilicon Valley Watcherというサイトを運営している。
おそらく日本ではネット業界の濃い人以外はあんまり知らないと思う。
話は飛ぶけれど(いやホントにかなり飛んでしまうのでアレだが)今日は某広告代理店で動画サービスのデモを数件やってきたのだがプロジェクターがVGAしか出力できなくて愕然とした。衝撃的でさえあった。このサイズでデモ、あ、あり得ん。
しかしまあいつものように強運なのである幸運(書けない…)が重なりデモパートは滞りなく終了。
自分的にはあのプロジェクターとステージは異様にストレスフルであった。
理由は…。
話をしながらわりと細かいウィンドウ操作を異様に狭いVGAプロジェクターとデュアルディスプレイ化されたMacとを往復しながら続けつつ、テンションをキープして話をする。しかも、相手は話を聴く必然性もなく、こちらからの強制力もない。という異様にアウェイな環境である。
まあ、得たものとしてはデモ系のプレゼンの場合は環境が相手依存の場合、「操作」と「トーク」の人員を分離するのがベスト。
「ん、それって普通じゃない?」
と言われそうだけれどワリと見過ごしがちなポイントである。
脱線はここまで。
通訳というかNHKの取材の話に戻ろう。
これみてて思ったのだが同じことを国内でオレがやったら間違いなくNHKの人々はオレに文句をつけてくるだろう。
「私が映っている動画はアップしないでください」
とか
「肖像権が云々」
とか。
でだ、トムはいきなりNHKに取材を逆取材というか逆素材としてYoutubeにアップしちゃってて、これってどういう扱いにするんだろう。とても興味深い。以前、NHKの企業弁護士のU氏と飲み会で盛り上がったのを思い出したがNHK的にはこの場合はどうするの?
プロデューサーのダイゴ氏による取材シーンをみてたらトムに取材するのにトムがファイナンシャルタイムズの記者だったことすら知らないで取材にきていることがわかった。根性あるというかなんかこんなでいいの??????
まあ、ほとんど通訳が独り舞台というか勝手に話しちゃってるので関係ないといっちゃえばまあそうなのだが。
じゃあ、この通訳の人が取材すりゃいいんじゃないのか?
人を馬鹿にした態度がやけに怖いというか嫌悪感をそそるわけだけれど。
で、正直このトムの側からとってる映像の方がNHKスペシャル(だよねきっと)の映像よりも面白いんじゃないかと思った。
途中、タカスカさんのLUNARRも話に出てくる。
が、やっぱりNHKのプロデューサーのダイゴ氏は知らないようだ。
勿論、般若な通訳も知らないようだ。
うーん、こんなに知識ゼロ状態で取材して突っ込んだ議論ができるのだろうか??????????
というわけで非常に面白い映像でした。
タカスカさん情報ありがとうございます。
結論。
「香港に移住します」
理由はない。
直感である。
この映像をみてて思ったが日本で動画でもブログでも情報発信するのは異様にストレスフルである。
何をやってもアーダコーダと本当に七面倒くさい。
個人のメディアで本音も書けなくなったら終いだ。
と思いつつも声のない圧迫感を感じていた。
それでトムのビデオを見たら「なんだこれでいいのか。米国ではこれ全然OKなのね」と拍子抜けした。
そう、実は動画でもブログでもそのくらいに簡単なことでOKなのだ。
今日、光文社の人と話してるときこの間の「さおだけ本」の新聞広告でこのブログのコピーが使われた時の担当者の対応に異様にムカついた話になり。
事情を話したら
「それは絶対に怒った方がいいですよ。いまから担当、呼びましょうか?」
となったわけだがそんなことをやってる場合ではないな、と思いつつ、しかしまあなんだかな。
とやっていたら、そこで「なるほどこの手があるな」と、ある戦略が閃いたのであった。
++++++
人と人の世界で人をバカにしあっても何も始まらない。
出し抜いても何も生まれない。
個人とかちっさい組織というレベルでみればそれもまあ平家物語な満足感はあるんだろうが宇宙ステーションが合体し、MEMSで細胞をいじって病気を治す実験が進んでるこの世で「人」の頭の中だけは「平家物語」から進歩がないんじゃしゃーないだろう、と思う次第である。
繰り返しになるが人の世の問題の9割くらいは「コミュニケーション」に起因している。
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