【上海スマホ事情】リニア以外も超高速で進んでいた!
上記は上海のプートン空港と市街を結ぶリニアモーターカーの映像である。
噂にきくリニアモーターカーだが乗り心地は新幹線とそれほど変わらない。
ただし加速は素晴らしく、あっという間に高速に達する。
同じように上海の街はどこもかしこも高速で動いていた。
夏にシリコンバレーに行った時は人と人のつながりのもつダイナミズムを感じつつも、Google本社でもプラグアンドプレイセンターでもセカセカした雰囲気はなく、人もまばらで「本当にここで開発が行われているのかな?」と思ったほどだ。
そのように見えたのは開発の現場や人が流動的でかなりの部分ノマド化しているからでもあるのだけれど。
上海の場合は雰囲気が全然異なるのが印象的であった。
あらゆる場面で「活気」が感じられる。
施設や環境はそこまで充実はしていない。
しかし、人の持つ熱気は相当なものである。
スマホに関してもそうだ。
ハンドセット、サービス、アプリ、どれをとっても現在進行形。
ルールが定まっていないので、それぞれがそれぞれのやり方でチャンスを掴もうと邁進している。
日本では法やしがらみでできないようなサービスもボコボコ誕生する。
「こりゃ、確かに面白いわ」
素直にそう思った。
やってみてから考えるというファイトスタイルでも場全体に勢いがあるため、結構いけてしまう感じがしてくる。
僕らの世代だと1998年あたりの「とりあえず面白いからいいじゃん」というノリでやってたあの雰囲気と似ているかもしれない。
とにかく「面白い」ことは確かである。
その最たる理由は「何が起こるかわからない」という不確実性を内包したダイナミズムにあるのだろう。