任天堂ノイズメーカー 音とインタラクティブ

うーん、こんなものがあったのか知らなかった。

押すと既知のメロディが流れるというグッズなわけだが重要なのは「既知」という部分である。

既知のメロディに対しては個人の記憶がバイアスとして働き、音によって過去の体験が呼び起こされる。

その結果、単体としての音から体験としての音へと意味が変質しリアリティが加速される。

ボタンを押して音がなるという短いアクションの中に記憶と体験の再生が折り畳まれている。

奥深い。

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