僕の部屋の音楽は海の向こうからやってくる

上記、うちの部屋に最近導入したSlim DevicesのSqueezeBoxというネットワークチューナーである。このマシンは指向性ネットワークラジオ&ジュークボックスのハイブリッドサービス「Pandora」に対応しており、イーサネットもしくは無線LANでネットに接続し、米国のサーバから音楽ファイルを再生する仕掛けになっている。
他のインターネットラジオ曲にも対応しているのだがメインに利用するのはPandoraだ。

PandoraはMusic Genom Projectという音楽を音楽遺伝子を基盤にした超強力なリコメンドエンジンを用いたインターネットラジオハイブリッドサービスである。ユーザは自分専用のオンライン音楽チャンネルを100チャンネル所有することができる。

例えばMadonnaチャンネルをつくるとMadonnaというアーティストと遺伝子の近いアーティストや楽曲をリコメンドしてくれるのである。インターネットラジオなので曲を指定して聴くことはできないが100チャンネルもあると事実上は無料で洋楽を聴き放題で楽しむことができる。

このサービスをネットの中からとりだし、触れる状態にしたのが前述の「SqueezeBox」である。ブラウザの中で音楽をさわるのではなく、リモコンで自在にチャンネルを選び、気分に応じて流しっぱなしで自分のチャンネルを聴くというスタイルでここ数日楽しんでいる。

面白いのはこのデバイス、リモコンからPandoraに信号を送ることができる。例えばいま流れている曲が自分の趣味に合っている場合は「i like it」ボタンを押せばそれが嗜好の要素としてサーバに記録される。また、流れている曲やアーティストをブックマークすることもできるので、そのブックマークを基に新しいチャンネル増やしてやればどんどん自分好みのチャンネルができあがっていく。

理想的な有線放送の進化系だと僕は思うのである。というわけで最近気に入っているマシンの紹介をしてみた。

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です