バカはほめ言葉
自分はある程度はやれる方だと思っているが偏差値にしたら60がいいところである。
回転の速さやセンスでは知人・友人達の足下にも及ばない。
彼らは本当に優秀である。
彼らレベルの人を会社で雇用できればその会社はかなりラッキーだと思う。
が、通常の組織ではインセンティブ設計の失敗と刺激の弱さによって彼らを引き留めておくことは困難である。
優秀な人が情報によって活性化する場としての組織なり会社がつくれないものだろうか、と日々思う。
幸い僕の場合はかなり運がいいので様々なプロジェクトに誘われ刺激的な時間を過ごすことが多いのだがそれでも脳にガツンと響いてくることは希である。
最近ではoikosのワタナベさんと話した3時間は脳がドライブしていたように思う。
僕は「脳が痒くなる」という表現を使うのだけれどそれまで自分の頭の中に存在していなかった概念を回路として脳に書き込んでいることを実感するような強烈に面白い本を読んでいるときなど本を読むのが面白いのだが同時に考察がグワングワンと頭の中を巡るので思考の展開と読むスピードがズレてしまい「うーん、なんか脳が痒い」というもどかしさを覚える。
こういう時間は結構つらいのだが同時に至福でもあり、このレベルの濃厚さで脳が活動する時間をどうにか一日の3分の1でいいからつくることができたならば自分の脳は変質するだろうな、と思うのである。
それを可能にする「場」を営利的な組織として構築するにはどうしたらいいのか?
おそらく同じことを望んでいる人は1000人にひとりくらいいると思うのである。
そういう人達と出会う為にはどうすればいいのか?
それを考えるのがプランナーの仕事ということか。
表題の「バカはほめ言葉」だが優等生レベルでできるのは基礎中の基礎で出来て当然、それに加えて「?!」が必須であり、コンテンツな脳と優秀な脳のハイブリッドな脳力をつくるメソッドをつくれないかとと考えている。
1000人に1人わかる人がいればOK、というやり方が一般化しないかな。
話は変わるが思考でカーソルを動かせるようになるのにどのくらい時間がかかるだろうか。
例えばの話、そういうことをやってみたいのである。
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