苦悩 って、なかなかグっとくる言葉だね
明日のTV番組表をみていた。
23時からの情熱大陸のタイトルが目にとまった。
「亀田戦から一躍英雄に!内藤大助の栄光と苦悩の180日」
なんとも魅力的なタイトルだ。
ふむふむ、英雄になって栄光を勝ち取った、でも苦悩してるのか、で、その次は?
と一瞬でドラマが思い浮かぶ。
うまいタイトルをつけるものだ。
「苦悩」という言葉はどうにも我々のどこかを刺激するみたいでなんでもかんでも「苦悩」をつけるとドラマっぽくなるから不思議だ。
「auの苦悩」
「ソフトバンクの苦悩」
「ドコモの苦悩」
「イチローの苦悩」
「ソニーの苦悩」
「JRの苦悩」
「Appleの苦悩」
「mixiの苦悩」
と適当に企業名や人名に「の苦悩」を付け加えるだけでタイトルから奥深そうなドラマが想起される。
喜劇の前は悲劇がエンターテイメントの主流だったわけだが「苦悩」という言葉は人の心に訴えてくる言葉のゲノタイプを持っているんだなあ、と思った。
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