「パン盗と同じ」なら、某国は国家単位でパン盗なのか

「パン盗と同じ」動画のネット無断公開で被告に反省求める
 ファイル共有ソフト「Share(シェア)」を使い、人気アニメの動画をネット上で無断公開したとして著作権法違反の罪に問われている元会社員牧和弘被告(34)(川崎市)の初公判が7日、京都地裁であった。

 起訴事実を認めた牧被告に対し、佐藤洋幸裁判官は「君のやったことは、スーパーでパンを盗んで人に配るのと似ている。もらった人は喜ぶが、犯罪だ」と諭し、反省を求めた。

 被告人質問で、牧被告は「アニメをネット上に流す速さを競ううち、掲示板サイトで評価の声が相次ぎ、うれしかった」と犯行を振り返り、「解雇されるなど自分も失うものが多く、両親にも迷惑をかけた」と反省の弁も口にした。

 検察側は「実刑で責任を痛感させる必要がある」と懲役1年6月を求刑、結審した。判決は7月24日。

(2008年7月7日20時02分 読売新聞)

とのことだがいくらなんでも実刑はないだろう。
例えばveoh.comやyouku.comなどみてもらいたい。
日本のアニメだらけだ。
勿論全てが違法にアップロードされたものである。
どうせならその全ての対象者を実刑にするくらいの意気込みでいくべきであろう。
たったひとりをスケープゴートとしてつるし上げ、全体の沈静化を狙うという考え方がまちがっている。

動漫について書かれた「中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす (NB Online book)」という本がある。

中国で売られているアニメDVDのほとんどが海賊版でそれが幸いし強力に日本のアニメ、マンガが中国に文化として入り込んでいった過程が描かれている。

正直、読んで愕然とした。

こういうカタチで情報が世界に浸透していくのであれば利用しない手はない。
事実、英国、米国では明らかに戦略的にコンテンツの無料化を押し進めている。

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