雑感 「白昼の死角」とリアル版のWeb2.0な世界
「白昼の死角」をツタヤに探しにいくも貸し出し中であった。
残念である。
これはいつも思うことだがツタヤに限らずレンタルビデオ店の店員にタイトルの有無をたずねると「ウ〜ン」となってしまい、
どうにも頼りなさげな対応をされることが多い。
僕が訪ねるのはマイナーな映画でもないのだが頻繁には視聴されないタイトルが多いせいだろうか。
昨日の「白昼の死角」もそうであった。
これをみていて個人の特性を反映したWeb2.0的なリアル店舗システムは十分にアリだと直感した。
オープンなサービスとしてツタヤなどのリアル店舗がDBを僕らに開放してくれたなら、それを使った商品を僕らが考える。
収益に応じて僕ら商品開発者に手数料が入ってくる。
アフィリエイトではない。
リアル版のWeb 2.0である。
具体的にいうとあらゆる店舗に僕のアクティブなレンタルDVD棚を自動的におけてしまうのである。
例えば、カフェでもいいし、うちの実家でもいいし、飲食店、友人宅でもいい。そこいらじゅうにDVD Boxがあって、
パッケージは超精密なDBで管理されている個人が観たDVDの動的なサマリーになっていて、
電子ペーパー対応のパッケージとしてリアルにそこにおけて、コンテンツとお金、会員システムなどの管理のバックエンドはツタヤ持ち。
メディアはDVDでもダウンロードでもストリーミングでもOK。リストのパッケージングも動的に変化。
視聴数に応じて個人に手数料が入るというもの。
日々、映画やコンテンツに接しているわけだがこれらは無駄ではなく人の役にも立つはつだ。
人々は選択肢の選別に僕が費やした時間を有効活用し、役立ちに応じてその対価を僕が得る、とまあそういうモデルである。
ポイントは僕側の持ちコンテンツはコストゼロで量産され如何様に利用してもらって結構、しかも自動で使えちゃうというあたりだろう。
そういえば、やまけんの食い倒れ活動もリアル版のWeb 2.0みたいなものとも思えないでもない。
やまけんの食い倒れ活動も誰かの役には立ってて、それが効果的であるからやまけんはますます食い倒れ機会が増えるという好循環になっている。
狂気的なまでの追求は、忘我状態なドライブ感と近似している。
そういう精神状態では情報とリアルの間が曖昧になる。
リアルな世界と情報の世界の中間領域ができあがり、
そこでは換金というか換リアルみたいなことが起こりやすくなるんじゃないかと思うのである。
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