コンテクストによって映像が価値かする例 滑り台編 〜しかしなあ、ハプニングってなんでこんなに面白いんだろう〜
異様な速度で動画共有サイトが増殖している。
権利関係やら日本の事情などおかまいなしである。
ゆきつくさきはどのような映像環境なのか興味津々だ。
例えば、上記の映像。
これおそらくABCの番組からの抜粋だと思うのだが言語の壁を越えて響いてくる。
こうした映像ソースが世界中にはやまほど眠っている。
新しい映像パッケージ、商品が登場するのも時間の問題なのだろうか。
先週のNewsweekでも触れられていたが、Newsチャンネル各社はニュースは番組ではなく「ビデオソース」
というとらえ方にシフトしていっているようである。
CNNに至っては編集を加えることで情報に価値を付加するという従来の番組スタイルに挑戦状を叩きつけ、オンラインサービス
「CNN
PIPELINE」を開始した。
このサービスではリアルタイムの映像が生で流されている。記事によれば研究の結果、視聴者が見たいのは編集された映像ではなく
「ソース」であるとの結論に達し、サービス開発に踏み切ったそうである。
対して日本ではインフラの整備は進んだがサービスに関してはかなり遅れている。
企業の危機感と根本的な立ち位置が異なるのが原因なのだろうけれど、これはジワジワとではなくドカンと効いてくるんじゃないだろうか。
国家の品格に代表される懐古主義的な見方に走りガチなのは
「新しい解を見つけるクリエイティブな活動」
よりもそちらの方が楽だからだと思う。けれどそれじゃあ面白いものはできないのではないか、というのが僕の立ち位置である。
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