はじめてのYouTubeアップロード

先日、ご招待いただいたハッスルの映像をYoutubeにアップした。

はじめて「アップロード機能」を使ったのだがこの面白さは実際に使うまでわからなかった。

スティーブ・チェン氏は「友人に自分のビデオをみせる」為にYoutubeをつくったのだが僕もYouTubeの本来的な使い方を今回はじめて楽しんだ。

「YouTubeに集まる膨大な動画はいったい誰がアップしてるのだろう?」

ずっとそれが疑問だったが「自分の体験をシェアしたい」という気持ちが動画をアップロードするモチベーションになっているんだなあ、と今回は実感した。

下記は僕がアップした動画である。

先日のハッスルでの川田の名セリフ。

僕は招待してくれた方や一緒に観戦した先生、友人とあの時間の記憶をシェアしたかったので撮影した動画をアップロードした。写真のシェアにはflickrを使っていたが動画のシェアはこれまでだと自分のオンラインディスクスペースにアップして、見方を説明して、となかなか大変だった。

YouTubeは動画をシェアするインフラを目指してつくられただけあってほぼワンボタンに近い状態で撮影した動画からパーマリンクを持つ動画ホームページを自動的に制作してくれる。

そしてアップした動画のviewがあれよあれよという間に1万くらい(二つアップしているので)になっていくのは驚きである。ネットの向こう側には人がいるのだということをリアルに感じる経験であった。

これがネットにおける「体験的な面白さ」なのだろう。

いまだネット自体がエンターテイメントとして機能するということはなく、ほとんどはサービスの段階である。

サービスの副産物として人と人のコミュニケーションが発生しそれによって心が揺さぶられることはある。

しかし、ネットワークエンターテイメントというカタチのウェブサイトはまだないんじゃないだろうか。

ゲームだとかYoutubeだとかはネット自体がエンターテイメント化しているわけではなく、他のエンターテイメント素材にネットを組み込んだものである。

そうではなくて、ネット自体がエンターテイメント化するカタチがありうるのではないかと僕は考えている。

情報のダイナミズムがそれ自体独立してそこに展開し、迫ってくる、みたいなイメージである。

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