モーリー・ロバートソンを迎えての津田勉強会
津田勉強会でモーリー・ロバートソン氏の話を聴いた。
彼の番組は登録者12万人。国内ではほぼ人気No.1のポッドキャストなのだがビジネスとしては成り立っていない印象を受けた。
そもそもポッドキャスト自体、番組単体で成立するモデルではないのだろうけれど。
それにしても12万人を要する自分メディアというのはスゴイものだ。
勉強会終了後の懇親会にて「モーリー氏はもうけるつもりでやってるわけではないのでいいのだ」という意見をいただいた。
なるほど、ゆるくやっていく楽しさもわかるし、サステイナブルな快適さもありだと思う。
けれど本来は「楽しいなおかつ十分な収入もある」という状態がベストなわけで、どちらか一方だとバランスが悪い。(番組が良くなっていくというスパイラルがリソースの集中投下ができないために鈍化しているように感じた。簡単な話マイナー感が強い印象を受けた)
映画に例えると「いい映画をつくって、なおかつスタッフ全員が豊かになる」のがベストだと僕は思う。人それぞれ考え方はいろいろあっていいと思うが「最高の番組をつくって参加した人全員が豊かになれる状態」を狂気的に志向する方が僕は好きだ。
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モーリーについて。
大学時代、彼の著作を読んだことがある。
「よくひとりぼっちだった」という題名だった。
東大に入るが合わず海外の大学(ハーバード)にいくまでの自伝的な内容であったと記憶している。
そのせいか僕の中では「モーリー=大学生」というイメージがあった。
昨日みたモーリーはあたりまえだが中年のオジサンであった。
この投稿へのコメント
こんにちは。昨日はどうもです。
紹介いただいているのは私の意見だと思うので、補足させてください。
申し上げたかったことは、あくまで「Podcast単体では必ずしも儲からなくてもいいじゃないの?」ということです。日本で一番人気のあるPodcastをやっているという状態は、同氏のような仕事をする方にとっては、これから他の仕事(むしろ本業)をやっていくうえでも、直接的間接的にいい影響があるだろうなぁと思うためです。
けっして「ゆるい」とは思ってないですよ。
単体でビジネスが成り立つべきとは思ってませんし、そういうものでもないでしょうね。
ただ、意外に牧歌的にのんびりやってるんだなあ、と感じたので。
より有効に使ったら、ドライブ感がでるんじゃないかな、と。
というようなことはモーリー氏も日々考えてるのでしょうね。