The Singularity is near
風が冷たい日曜日だった。
昨夜はやまけんと偶然インデアンカレーで遭遇。
カフェでも、と思ったのだが近くということもありやまけんオススメの「バルバリ」へ案内してもらう。
このお店の煮込みが抜群に美味しい。
楽しいひとときであった。
帰宅後、「ムジュラの仮面」を1時間くらいやってみた。
10年くらい前のゲームなのだがよくできている。
が、ゲームのテイストは現代とはあっていないように感じた。
劇画と漫画の違いといったらいいだろうか。
「今」という時代に求められているのはこのテイストではないのだろうな、と感じた。
ポケモンもいまだパワー全開だし、ジャンプなノリが下り坂というわけでもないんだが微妙にズレを感じたのである。リアルとも違うけれど、より気配とか空気に近いチリチリした情報感覚に人の感性が向かっているように自分は感じる。
「踊る大捜査線」や「県庁の星」のようなTVドラマな構成の映画はそれはそれで時間つぶしとしての意味は感じるけれどあれもズレていくんだろう、と思う。高校生の頃にホイチョイプロの映画がはやっていたけれどあれらもすべて消えた。見事に消えた。スパイラルは一周し、フェのタイプを微妙に変えてソナタ形式なドラマがはやっているようにも思う。しかし、これも消費され消えていくのだろう。
それはそうと久しぶりに洋書を買った。
「The Singularity is near」という本である。ずっと探していたのだが偶然丸善で見つけた。洋書をみていると言葉の壁がリアルに迫ってくる。この世界に存在する言語に不自由することなくアクセスできるなら世界は大きく変わる。海馬チップが実用フェーズに入るのにあと15年かかるとして、生きているうちに「翻訳こんにゃく」が現実かする可能性はゼロではないんだよな。
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