インデックスファブリック理論 調べてみたが…

ざっとみてみたが日本語では下記のような説明しか見つからなかった。

「Index Fabric技術は、2001年にVLDB (very large DB) 学会で理論が発表されたもので、 「ソフトウェア分野の革命」と評され、現在、次世代データベースの基礎技術として米国のスタンフォード大学院などの教程に採用されています。」

これだと何のことかわからないが、現在の主流であるリレーショナルDBはパフォーマンスはでるけれど柔軟性がなく、可能性を期待されているオブジェクトDBは柔軟だけれどパフォーマンスがでないというのが現在のDBの状況でインデックスファブリック理論によるDBシステムは双方の問題を解決する可能性があるかも、という話なんだと思うがDBの専門家にきいてみないとホントのところはわからない。

「そうはいうけどね」

と言われそうな気もする。幾つか資料があったのでリンクを紹介しておきます。

http://www.dia.uniroma3.it/~vldbproc/038_341.pdf
(論文)

http://www.ieice.or.jp/iss/de/DEWS/DEWS2006/doc/1C-t1.pdf
(パワポ資料)

http://www.cs.duke.edu/courses/spring05/cps216/lectures/20-xml.pdf
(パワポ資料)

上記の論文を読めば少しは理解が深まると思うのだが専門外なので非常に時間がかかりそうである。
上記論文の著者のところに「RightOrder」という会社が出てくる。
この会社がどうやら「インデックスファブリック理論」を使ったDBソリューションを提供しており(商標ももっている)、これをオラクルのRDBに高速化プラグインとして組み込んだ商品として「QueryEdge」や日本ストラタステクノロジー社の「Product Directory(PD)」などがあるようだ。

RightOrder Query Edgeの解説

しかし「RightOrder社」のサイトは既に無くなっているようだがどういうことだろう?
またデフタパートナーズのサイトをみたらここが投資している会社であった。

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