夕日と空の効果
ブラインド越しに外が赤く見えたので窓を開けてみると見事な夕焼けであった。
こういう空を目の当たりにするとしばし見入ってしまう。
数分後には消えゆく切なさのせいなのか、あるいは人には創り出すことのできない色によって脳が反応してしまうのか。
言葉では表現不可能な質感と映像が脳を揺さぶり、遠い記憶がよみがえるような感覚にとらわれる。
こうした時間を一日のうち5分でいいから持つことができたならば人の世界はダイナミックさを失わず最適化されていくのではないかと思う。
いまだに人は言葉によるコミュニケーションの呪縛から逃れられない。(もちろん言葉の曖昧さが誤差を許容しコミュニケーションを成立させているとも言えるのだが)
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