年越しに読んだ本「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」
2007年の年越しは氷点下の富士山麓で「真説・ザ・ワールド・イズ・マイン」を読んだ。
ヤングサンデーに連載当時、1巻を買って読んだことがある。
その時はストーリーも何も分からずに放りだしてしまった。
10年ぶりに全巻をまとめて読んだ。
強烈なコンテンツ体験であった。
マンガ力がガツンと脳髄に響いてくる感覚であった。
映画では表現が不可能な時空間がそこにはあった。
普段、マンガは異常なスピードで読み進めるのだこの作品に関しては活字の小説を読むよりも時間をかけて読み進めた。
絵のタイミングが他のマンガとは異なる時間の感覚を作り出し、2度3度と絵の流れを反芻せずにはいられなかった。
未読の方がうらやましい。
もう一度あの感覚をゼロから味わうことができるのだから。
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