「コンビニ」 ニコ動で話題の「コンビニ」に情報の最適化がつくるコンテンツのカタチをみた!

ニコニコ動画で話題の「コンビニ」というタイトルの下記の動画。

また普通によせあつめな作品か。
と何気なく見始めたのだが…。

いきなり驚いた。
アニメと曲と歌詞の構成がバツグンである。
最後まで飽きることなく視聴させる。
しかも曲も絵もオリジナルである。
へー、こんな作品がでてくるようになったのか。
と感心しきりであった。

ところで、この作品、絵と音と歌い手はそれぞれ別のひとである。
気になったのでこの作品ができあがるまでの経緯を調べてみた。

■「コンビニ」の進化の系譜

・2007年12月30日 cokesi氏により初音ミクのオリジナル曲がアップされる。

・2008年2月12日にこの曲にゆのみ氏によってアニメーションがつけられる。

・2月13日 このアニメーションと曲の組み合わせにhalyosy氏が歌った曲がアップされる。

打ち合わせもなくオンラインでコラボレーションがおこなわれるとコミュニケーション不足により、作品の質が損なわれるのではないかという不安がある。
しかし、非制御によるマネジメントによって意外にもこのような高クオリティの作品が登場したりもする。
こうした創作過程は非常に興味深い。

人と人、人とコンテンツが最適な状態でつながるとこうした奇跡がおこるのだろう。
どうやったら人と人と企画がベストな状態でむすびつくのか?

ここに「コンテンツ」を考えるヒントがある。
トップダウンで箱をつくっても村人が儲かるだけで人と人はつながらない。
人がダイナミックにつながるシステムができなければ意味はないのである。

メモ:村が崩壊するのが一番ではないかと思っている。こうした作品は「村」を超えることで登場してきており、コンテンツパワーについて考える上で村の崩壊は必須なのではないかと思う。

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